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アインシュタインの名言14選!現代物理学の父から生きるヒントを!

今回はドイツ生まれの天才理論物理学者であるアインシュタインの名言14選をご紹介したいと思います。「現代物理学の父」や「20世紀最高の物理学者」と評されるアインシュタインですが、実は多くの名言を残しているのをご存知でしょうか。相対性理論や相対性宇宙論、揺動散逸定理など数々の偉大な発見でその名を残しているアインシュタインですが、学問的な側面だけではない人生の哲学にも通じる心に響く言葉がたくさん残っています。そんな彼の名言の中から、「考えさせられる名言」、「物理学者らしい名言」、「生きる勇気が湧く名言」の3つのカテゴリーに分けて、それぞれピックアップした名言の詳細を見ていきたいと思います。

 

アインシュタインの考えさせられる名言

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まずは、アインシュタインの考えさせられる名言についてみていきましょう。現代を日々生きていると、疑問に感じたり、生き辛さを感じたり、時には憤りを感じてしまうこともあるかと思います。周りの人や国の制度に不満を感じたり、どうして思い通りにならないんだろうと思ってしまうこともしばしばあるのではないでしょうか。それは時代や立場が異なっても誰しもが感じることのようで、アインシュタインも例外ではありません。アインシュタインの言葉には物事の本質や真理が隠されていると感じる言葉がたくさんあります。そんな言葉の中からいくつかをご紹介致します。

 

1.教育というのは、学校で学んだ事を全て忘れてしまった後にも、しっかりと残っているものだと思う。そして、その学んだ成果を社会が直面している様々な問題の解決に役立たせるべく、能動的に考えて行動できる人間を育てること、それが教育の目的なのではないか。

この言葉を聞くと耳が痛くなる方も多いのではないでしょうか。4年制の大学まで通われた方であれば20歳を過ぎるまで教育を受けている人も多いと思いますが、どれだけそれが後に残っているかと問われると、自信がなくなる方もいることでしょう。ただ卒業さえすればいいという考えで勉強をしてしまっている方だと、本来の教育にて得られるべき成果に届いていない可能性が高くなってしまいます。現在の教育の制度そのものに問題点があることも否めませんが、まずは教育を受ける本人自身の考えたかを変えることから始めてみると良いかもしれません。その教育を受けることの目的や将来どの様にありたいかというビジョンを持つようにして行動すると、今までと同じ教育を受けていても取り組む姿勢や得られるものが変わってくるはずです。

 

2.もしも人々が懲罰を怖れて、ただ報酬を求めるというその意味でだけで良い人間であろうとするのならば、私たちは本当に惨めな集団になってしまうだろう。

多くのサラリーマンや大きな組織に所属している人からすると、つい大きな流れに従って生きているとそうなりかねない言葉だと思います。規律に従って報酬をもらうことは大切なことではありますが、人生はそれだけではありません。人との出会いや自己成長、自身の興味の追求など、色々な要素があります。盲目的に生きてしまっていると感じる人は、ぜひ一度立ち止まって人生の価値について再考してみてはいかがでしょうか。

 

3.平和とは、力だけで得られるものではない。相互の理解によってのみ得られるといえる。

国であれ企業であれ、人が一定数集まるグループでは当てはまる名言だと思います。ただ強制的に力で平穏を示しても、人々には不満や疑問が積もってしまうので、最終的には平穏が崩れてしまうことになりかねません。人々と対話を重ね、相互に問題点やあるべき姿への理解が得られれば、新たな衝突が生まれるようなリスクは低いでしょう。たとえ問題が生じても、対話にて解決が図られるのではないでしょうか。

 

4.世の中で最も理解しがたい事の一つは、所得税である。

この名言をみて安心した方も多いのではないでしょうか。天才物理学者のアインシュタインも同じようなことを思うのだと、なんだかホッと致しました。この所得税に対する疑問や不満は持ち続けることで、より良い制度に変わるきっかけになるかもしれませんので、諦めずにいきましょう。

 

アインシュタインの物理学者らしい名言

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続いてはアインシュタインの物理学者らしい名言についてみていきましょう。やはりアインシュタインと言えば、天才物理学者として有名です。そんな彼の学者らしい名言集を集めてみました。ただ言葉で天才と評価するのは簡単ですが、アインシュタインも我々と同じ人間ですし、努力も葛藤もあります。そんな彼の色んな側面を感じ取っていただければ嬉しいです。

 

5.私は何ヶ月も何年でも考え続ける事ができる。99回はその結論は正しくないかもしれないが、100回目には正しい答えを導き出すことができる。

この名言を聞くと、多くの方はまだまだ努力が足りないなと思ってしまうのではないでしょうか。何事も継続することが大切と言いますが、一般的に天才と評されるような方々は継続や努力という側面でも周りより一歩も二歩も飛び抜けてるのだと思います。これはスポーツであれ学問の分野であれ共通して言えることだと思います。壁にぶつかってしまったり、思い悩むこともあるとは思いますが、アインシュタインの言葉にもあるようにいつかは正解にたどり着けるはずです。時には休憩を挟みつつも、一歩一歩前進していきましょう。

 

6.6歳の子供に分かりやすく説明する事が出来なければ、理解したとは言えないだろう。

社会人になった方であれば上司の方などから似たような事を言われた経験がある方も多いのではないでしょうか。その事柄が全く分からない人でも理解できるような説明を心がけるように言われた経験がありますが、アインシュタインに言わせると、6歳の子供に説明できるようでなければ理解したとは言えないと、これまた考えさせられます。物事の表面だけ理解しているような人では、6歳には上手く説明できないはずです。本質を理解していて、言葉を置き換えたり例えも出せたり出来なければならないでしょう。大事なプレゼンをする前などは今一度、この名言を頭に入れて当日のイメージをすると良いかもしれません。

 

7.想像力というのは、知識よりももっと重要である。知識には限界があるが、想像力というのは、世界を包み込むものだ。

クリエイティブな仕事をしている人であれば、特に背中を押してもらえる言葉ではないでしょうか。まず想像力が先行して広がっていくからこそ、そこを裏付けたり後押しするような知識が生まれていくような気がします。

 

8.学べば学ぶほど、自分は何も知らないという事がよく分かる。同時に自分が無知であると知れば知るほど、私はより一層学びたいという気持ちになる。

学問を探求する方の根源にあるような言葉だと思います。例えば音楽が大好きな人でも、全てのジャンルの全ての音楽を知っているという人は存在しないのではないでしょうか。日々新しい音楽は生み出されていますし、未知のジャンルとの遭遇もあります。常に謙虚にかつ貪欲に知識は追い求めるものなのかなと思います。

 

アインシュタインの生きる勇気が湧く名言

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最後にご紹介したいのはアインシュタインの生きる勇気が湧く名言になります。数々の大発見をしたアインシュタインですが、人生の哲学という側面においても多くの名言を残しています。それは彼も一人の同じ人間として、苦労して悩んで平坦なだけではない人生を必死に生き抜いてきたからだと思います。そんな彼の言葉から是非少しでも多くのエネルギーを貰いましょう。

 

9.人生とはまるで自転車のようなものだと思う。倒れたくないのであれば、走らなければならない。

挫けそうになっている人の背中を押す、これ以上にない名言ではないでしょうか。人それぞれに様々なコースが用意された人生ですが、思わず立ち止まってしまいたくなることもあると思います。しかし、苦しくてもペダルを漕ぎ続けていけば、人生はなんとか道がひらけたりするものです。時には周りの力を借りることもあるとは思いますが、ゆっくりでも良いので進んでみようとする姿勢が大切なのではないでしょうか。

 

10.過去からよく学び、今日のために精一杯生き、明日には希望を持ちましょう。ここで大切な事は、常に疑問を持つ事をやめないことである。

今を生き抜く真理が全て詰まったような名言です。中でも疑問を持つことをやめないことだという言葉はアインシュタインらしいと思います。常に疑問や興味を持ち続けられれば、その人の人生は輝き続けられるのではないでしょうか。疑問があればその思いを解消するために行動が生まれますし、そこでまた新たな疑問が生まれます。考え続けることできっと毎日は楽しくなるはずです。

 

11.挫折というもの経験した事がない人は、きっと何も新しい事に挑戦したことが無いのであろう。

この名言からは勇気づけれる人も多いのではないでしょうか。長い人生を生きていると、時には挫折を経験するものです。受験であったり就活であったり、いきなり立ちはだかる大きな壁に人生を邪魔された経験がある方がほとんどだと思います。でもこれは新たな事に挑戦している人だからこそ生まれた壁であり、ある意味、必死に人生を生きている人の勲章だといます。挫折は怖いですが、あまり恐れすぎずに色んなことにトライしていきましょう。

 

12.私には特別の才能なんてものは無いと思っている。ただ単に私は、人よりも情熱的に好奇心が旺盛なだけである。

どんな分野でも前線で活躍されている人は、同じようなことを言うのではないでしょうか。一流と呼ばれるような人はただ流れに身を任せて生活しているだけでなく、常に疑問や興味を途切れることなく持ち続け、自分の分野を探求し続けているのだと思います。行き詰まって自分の才能を疑うよりも前に、今一度、自分の好奇心の強さに目を向けてみると良いと思います。

13.他の誰かの為に生きてみてこそ、人生には価値があるというものだ。

人は誰しも一人で生きてるわけではありません。家族だったり友達だったり恋人だったり、きっと大切な人がいるはずです。自分なんて孤独だと思う人でも、完全に切り離されては生活できていないと思います。電車を運転する人やコンビニの店員など、人は助け合って生きています。是非、そんな周りの人の笑顔を考えて生きてみると、自分の人生もまた違って見えるのではないでしょうか。

 

14.弱点というものは、いずれはその人のキャラクターになるであろう。

人は誰しもが何かしらの弱みを持っているものです。惨めで嫌な思いをしたことがある方も居ると思いますが、いずれ見方が変わってくるのかもしれません。これは自分のキャラクターなんだと俯瞰して開き直ってしまえれば、嫌だと思っていた弱点とも上手く付き合っていけるような気がしてきます。

 

まとめ:アインシュタインのように好奇心を持ち続けよう!

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さて今回はアインシュタインの名言14選をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?思った以上に多くの名言をアインシュタインは残していて、驚かれた方も多いのではないでしょうか。これからを生きるヒントをアインシュタインの名言から見つけて頂けたら幸いです。

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