伊達政宗像の魅力に迫る!意外な姿の伊達政宗に会える!

よく見ると…目がっ!?「独眼竜」の異名を持つ伊達政宗の像にせまる。仙台に足を運んだ際は、是非、伊達政宗像も見て行ってください。天下を夢見た伊達政宗が見た景色と同じ風景がみれるかもしれません。この記事ではかっこいい写真の撮り方のコツもご紹介しています。

 

仙台では徳川家康より伊達政宗!「仙台のヒーロー」伊達政宗像について語る

皆さん、大河ドラマやアニメ、ゲームなど戦国時代を模した作品で眼帯をした武将を一度は見たことがあることでしょう。その人が伊達政宗です。仙台ゆかりの戦国武将と言えば、「独眼竜」の異名を持つ伊達政宗が有名です。仙台の人にとって伊達政宗は、あの徳川家康よりも愛され、親しまれている人物です。今回はそんな「仙台のヒーロー」伊達政宗像にスポットを当ててご紹介したいと思います。仙台を訪れたなら、是非伊達家ゆかりの地へ足を運んで、そのルーツを探ってみると、より魅力が深まることでしょう。

 

伊達政宗像はここにある!仙台(青葉)城跡

伊達政宗の像は、「仙台駅前」と今回ご紹介する「仙台城跡」の2か所あります。仙台城跡は、別名「青葉城跡」とも呼ばれ、現在は仙台城と城下にあった重臣の家だったところを含めて「青葉山公園」として整備されています。仙台城のルーツを辿ると、伊達政宗が建設し、慶長(1596年~1615年)の間から明治維新の際に廃藩置県・廃城令が発令されるまで伊達家の居城として使用されていました。仙台城のある場所は宮城県仙台市青葉区の青葉山にあります。広さは約2万坪(約66115.702平方メートル)あり、全国規模の城です。

仙台城跡は、東は広瀬川を臨む断崖で、西は御裏林(おうらばやし)と呼ばれる山林、南を竜ノ口渓谷(たつのくちけいこく)があり天然要塞でもありました。このことから仙台城は、戦を前提として、攻撃を受けづらい城として建築されていました。それは、伊達政宗が、家臣や2代目当主である息子の伊達忠宗(だてただむね)に「この城は泰平の(たいへい=戦がなく平和な)世の中には向かない。自分が死んだら改修するように。」と言ったという逸話が残されているほどです。現在もその地形は色濃く残っており、当時の様子が伺えます。伊達政宗像の前に立てば、市街を一望でき、当時天下取りに全力を注いだ伊達政宗が見ていたであろう風景を楽しむことができます。

 

実物と違う!眼帯がない理由とは?

伊達政宗は幼少期に病気で右目を失明しており、トレードマークである眼帯をしています。伊達政宗が「独眼竜」と言われる所以はそこにありますが、仙台駅前にあるものも含め伊達政宗像は両目開いた状態で作られています。実は伊達政宗像だけではなく、死後に作られた肖像画など全てにおいて眼帯姿のものはありません。なぜでしょうか。その理由は、伊達正宗が「病気とは言え、親からいただいた片目を失ったことは、親不孝である。」という考えからという説が一般的です。このことから、木像や肖像画では、右目は小さくかかれており、健全であった左目は実物よりも大きく表現されています。現状、失明したことは史実とされていますが、残っている肖像画などから「本当に右目は失明して眼帯をしていたのか?」という議論がされているようです。

 

伊達政宗像は4体あった?知られざる歴史

伊達政宗像は試作品も併せて4体あります。伊達政宗像は仙台城跡にあることで有名ですが、実はこれは二代目です。初代は、1935年(昭和10年)に作られましたが、戦争中である1944年(昭和19年)に武器の材料となる金属は回収され、この伊達政宗像も撤去の対象となりました。しかし、宮城県の塩竃市(しおがまし)にて、胸像だけが発見されたのです。現在では仙台博物館(=仙台市青葉区)に発見された胸像のみ公開されています。

もう一つは、大河ドラマ「独眼竜政宗」のヒットを記念して仙台駅前に設置されました。駅改修工事の為、1年ほどしか飾られていませんでしたが、現在は製作者の故郷である柴田町(宮城県南部)で見ることができます。

 

消えた独眼竜!伊達政宗像盗難事件?

この伊達政宗像がいかに街の人に愛されているかを示すエピソードがあります。2014年4月1日に朝日新聞宮城版にショッキングなタイトルが掲載されました。その名も「独眼竜 走り去る?」というタイトルで、伊達政宗像が忽然と姿を消した、というものです。「仙台城跡「正宗騎馬像」、台座だけに」というサブタイトルがつけられたその記事によると、3月31日朝に散歩中の人が仙台城跡にある伊達政宗像が台座だけになっているのを発見した、ということです。伊達政宗像は重さ数トンあり、持ち運ぶことは容易に想像できず、また、台座から足の部分が折られたり切り取られたりした跡がありませんでした。まるで、愛馬で走り去ったかのようだ、という記事でした。この記事の端には「本日は何の日?エイプリルフール」という締めでまとめられています。エイプリルフールのネタに使われるところが、宮城県民の人はいかにこの伊達政宗像に関心があるか見て取れる、面白いエピソードです。

 

撮影するならこのタイミング!良い写真が取れるコツ

仙台城跡の伊達政宗像の周りでは像を記念撮影する人が多いです。その人たちに話を聞くと、「伊達政宗像を綺麗に摂ることは難しい」という声が聞こえます。ここでは、どうしたら伊達政宗像を格好良く、綺麗に撮れるか、そのコツをご紹介したいと思います。

伊達政宗像を撮るなら、撮影する時間帯を午前中にしましょう。夕方に撮影してしまうと逆光で表情を含めた細部が見えなくなってしまいます。また、角度をつけて撮影すると「顔が兜の陰に隠れて見えない」といった問題を回避することができるようです。以上を踏まえて、伊達政宗像を格好良くかつ綺麗に撮りましょう。

 

伊達政宗像だけじゃ勿体ない!伊達政宗ゆかりのスポットをご紹介

伊達政宗は仙台地方を統括していた戦国武将です。折角、仙台に足を運んだなら、伊達政宗ゆかりの地も訪れてみましょう。ここでは伊達政宗とゆかりのあるスポットをいくつかご紹介します。実際足を運んでみると、伊達政宗がどんな人が伺え、より好きになることでしょう。

 

伊達政宗ここに眠る!秋にはライトアップイベントもされる瑞鳳殿(ずいほうでん)

瑞鳳殿(ずいほうでん)
瑞鳳殿(ずいほうでん)/Wikipediaより引用

宮城県仙台市の経ケ峯(きょうがみね)にある建物です。1637年に、伊達家二代目藩主の伊達忠宗が作った伊達政宗の霊廟(先祖の霊を祀った建物)で、生前、伊達政宗が自分の死後は経ケ峯に葬ることを遺言に残したようです。伊達忠宗がその遺言に従い、経ケ峯の東部に、正面が仙台城本丸を向くよう西向きに建設されました。
二代目藩主の伊達忠宗を祀った「感仙殿」(かんせんでん)、三代目藩主の伊達綱宗を祀った「善応殿」(ぜんのうでん)が近くにあります。
1931年に瑞鳳殿は国宝に指定されましたが、第二次世界大戦の末期である1945年にアメリカ軍による爆撃を受け(仙台空襲)、感仙殿と善応殿と共に全焼してしまい、1979年に今の形に再建されました。
瑞鳳殿の紅葉は仙台市の中でも有数な観光スポットで、秋の紅葉のシーズンには期間限定でライトアップされ、一段と美しい瑞鳳殿を見ることが出来ます。

瑞鳳殿 HP

 

宮城県と仙台市のルーツを知りたいなら!仙台市博物館

仙台市博物館
仙台市博物館/Wikipediaより引用
仙台博物館(=仙台市都心部西側)は、仙台城跡の三の丸として使われていた土地(青葉山公園内)にあります。宮城県や仙台市の歴史に関わる物を展示し、その多くは仙台藩と伊達氏、慶長遣欧使節に関連するものです。この博物館で人気なのは、当時の仙台領を絵で描いた「奥州仙台領絵図」です。大きさはなんと、幅約8メートルもあり、実際この絵図を見た人はその迫力に圧巻されることでしょう。屋外には、胸像のみとなった初代伊達政宗像があります。

仙台市博物館 HP

 

安土桃山時代の文化が今なおここに!大崎八幡宮

大崎八幡宮
大崎八幡宮/Wikipediaより引用

1607年、伊達政宗によって建設され400年の歴史を持つ神社です。町の人からは「八幡堂」という名で親しまれています。大崎八幡宮の位置は仙台城から見て縁起が良いとされる乾(北西)の方角に建てられました。安土桃山建築を代表する石の間造りの建造物で本殿と石の間、拝殿が一体となっています。手前の拝殿と奥の神殿を石の間で繋いでいる構造です。石の間の格天井(ごうてんじょう)は、多くの草花や薬花が描かれており、石の間は、本殿と拝殿より床を一段低く造られています。現存する最古の権現造りの建造物として、1952年に国宝に指定されている神社です。

いかがだったでしょうか?天下取りの野望を持ち「独眼竜」という異名を持つ伊達政宗は、皆さん一度は耳にしたことがある武将の一人ではないでしょうか。今回は仙台のシンボルである伊達政宗像を中心にご紹介してきました。伊達政宗をよく知らない人でも、この機会を通じてその魅力に気付かれたことでしょう。興味が湧いた人は是非現地に足を運んでみましょう。きっと新たな発見があり、伊達政宗をより好きになると思います。

国宝 大崎八幡宮 HP

 

仙台を見守る!伊達政宗像に魅了されて

いかがだったでしょうか?天下取りの野望を持ち「独眼竜」という異名を持つ伊達政宗は、皆さん一度は耳にしたことがある武将の一人ではないでしょうか。今回は仙台のシンボルである伊達政宗像を中心にご紹介してきました。伊達政宗をよく知らない人でも、この機会を通じてその魅力に気付かれたことでしょう。興味が湧いた人は是非現地に足を運んでみましょう。きっと新たな発見があり、伊達政宗をより好きになると思います。

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